サブリース業者規制法案を閣議決定 国への登録義務化
マンションなどを業者が借り上げて転貸する「サブリース」を巡る契約トラブルを防ぐため、業者を規制する新法案を閣議決定しました。
サブリース業者規制法案を閣議決定 国への登録義務化、不当勧誘禁止 違反には罰則も (毎日新聞)
よく「震災があったらどうするのか」とか、「不動産会社が倒産したらどうなるのか」などのリスクを心配されるケースが多いのですが、不動産投資の最大のリスクは、「空室」になってしまうことです。
空室になってしまうと家賃収入が得られないので、ローン返済がダイレクトにオーナーへのしかかってきます。
不動産投資の失敗は、目先の収支に捉われてしまい空室想定を甘く見てしまうことなのです。
また、賃貸経営を行うにあたり、様々な賃貸管理業務が発生します。
・入居者対応:入居者の確保、入居者募集、入居者の面談、入居者の決定、賃貸借契約の締結、敷金、礼金や鍵の授受
・日常管理業務:家賃の徴収、入居者からの連絡対応(修理の依頼など)、苦情への対応、建物の維持管理
・契約更新業務:契約の継続意向の打診、更新時賃料の設定、更新契約の締結、更新料の授受
・解約業務:解約の意思表示、部屋の明け渡し、空室点検、敷金返還、清掃、修理、改装、募集の新条件決定
素人がこれら全ての業務を行うのは至難の業ですから、ほとんどのオーナーが管理代行委託契約や家賃保証契約(サブリース)を行っています。
上記契約を行うと、オーナーは「手間が掛からない」という最大のメリットを享受できることになりますが、業者の甘い言葉を鵜呑みにすることなく、しっかりとその仕組み、メリット、デメリットを理解しておく必要がありますし、業者側も説明責任を果たすべきだと我々は考えます。
不動産投資に関するご不明な点がございましたら、アンシャスまでご相談くださいませ。